Friday, September 01, 2006

Marcus Miller @Blue Note Tokyo 2005/11/30


1.PARIS(intro)
2.THE BLUES
3.BOOGIE ON REGGAE WOMAN
4.BEHIND THE SMILE
5.JEAN-PIERRE
6.POWER OF SOUL
7.SILVER RAIN


Marcus Miller(b,kb,ss)
Gregoire Maret (hca)
Poogie Bell(ds)
Michael Stewart(tp)
Keith Anderson(sax)
Bobby Sparks(key)

マーカス・ミラーを見るのは、今年3回目。
1回目が最新アルバム「SILVER RAIN」発売直後のクラブ公演、
前回が東京JAZZそして、今回のブルーノート東京。

今回の注目は、なんといってもハーモニカのグレゴリー・マレーだ。
春のPMG公演での好演が記憶に鮮明なので、マーカスとの共演
には期待が踊る。

その他のメンバーは、おなじみプージー・ベルとマイケル・スチュワ-ト、
そしてサックスとキーボードが若い新メンバーだった。
演奏前、ステージにギターがセッティングされていなかったので、
もしやと思ったが、ギターのディーン・ブラウンは不在。
おそらく、今回のマーカス・ミラーのライブは、グレゴリー・マレーが
フィーチャリングされているのだろうとますます期待がかかる。

21:30 マーカス以外のメンバーがステージに登場し、アルバム
「SILVER RAIN」から、グレゴリー・マレーも参加した哀愁漂う「PARI」
のメロディーが繰り返され、静かなオープニングを迎える。グレゴリーの
澄み切ったクリーンな音色のハーモニカが響く中、マーカスが登場し、
「The Blues」になだれ込む。

マーカスのベースは、1音発しただけで存在感は強烈で、マイルス・
デイビスと重なるカリスマ性とスター性を感じさせた。今回、際立って
いたのが、マーカスのバンドリーダーとしての影響力の強さだ。

それが、特に感じられたのが、即興演奏を思わせた「JEAN-PIERRE」
やアンコールチューン「SILVER RAIN」のとき。

自分が出るときは、すさまじいまでのソロを展開し、他のメンバーを引き
立てるときには、バックでグルーブの利いた堅実なベースラインを奏で
ながら、各メンバーに的確な指示をだしていた。グレゴリーのハーモニカは、
ハードな曲が多かったので、ややブルージーな演奏が多かったが、即興的
なフレーズを連発し、バンドに彩りを与えていた。特に「SILVER RAIN」
では、マーカスとのインタープレイの応酬を繰り広げ、超一流の演奏を聴か
せてくれた。

今回、改めて感じたのが、ドラムスのプージーベルが作り出すグルーブの
多彩さだ。
マイルスのアドリブに的確に反応し、ボトムをキープするのは、さすが!!
体格以上に貫禄の演奏で、一番ライブを楽しんでいて気持ちよさそうだった。

マーカス・ミラーの熱気にみちた完成されたショウを堪能した一夜だった。

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